仕事中に転倒して右肩を打撲して腕が上がらなくなってしまった患者様の施術事例を報告

「こけて右肩をぶつけてから痛くて腕が上がらないから困っている」

そう仰ってご相談いただいた６０代の女性の患者さん。

負傷して、すぐその日に来院されたため患部を見たところ圧痛は強く感じられましたが熱感や腫れはまだそこまで顕著には出ていませんでした。

自力では当然力が入らず腕を動かすことはできなかったですが、自分の反対側の腕で支えて他動的なら上げても痛みがないとのことで骨折や脱臼などの可能性は少ないと判断し施術を開始しました。

現在3週間経たない程度の期間ですがだいぶ自力で耳まで上げれるようになってきました。

今回同じようにけがなどをしてしまった方に向けて、当院ではどのように回復に向けて

施術をしていったのかをブログを通してご報告します。

 

 

■患者さんの身体の状態

まず転倒して打撲している状況なので患部の圧痛は強く感じられました。

冒頭にも書きましたが自力では痛みでほとんど動かすことができず服の脱ぎ着がとても大変そうでした。車を運転して来院されていたのでハンドルを持ったりハンドル操作に支障がありました。

 

■どんな施術をしたのか？

 

●超音波や微弱電流などの物理療法機器で損傷組織の早期修復を促す

急性のけがに対しては患部に負担をかけないように固定し安静を図ることが第一になります。ただ、こちらの患者さんは幸いにも腕を下ろしていても

安静時痛を感じなかったため特別な固定はせずに対応しました。そしてあしみる接骨院・整体院では腫れや熱感などを早く緩和させるために

微弱電流と温熱作用を省いたモードでの超音波機器を使用し患部の修復を促します。早い段階から処置を開始することで組織の回復を阻害する

腫れが引きやすくなります。三角筋周辺を強打しているので、その周りを重点的に機械を当てました。

 

●手技による筋肉の緊張を和らげ、関節の動きを再教育する

腫れが落ち着いてきたら安静にしていた分患部を含めて、その周りの関節や筋肉が固まっているため緊張を緩めながら正常な動きを取り戻せるように

リハビリを行います。けがの初期の段階みたいに組織を痛めている痛みから固まっているからちゃんとした動きができないから痛む段階なので

後々生活への支障が出ないように関節などの運動機能を取り戻さないと改善してきているのに痛みが続くことになってしまいます。

 

■施術を続けた結果どうだったか？

 

けがのため来れるうちは毎日通院をしてもらい4日ほど経つと腫れや熱感もだいぶ緩和して、負傷から3週間近く経過すると施術前の時点で自力で耳まで

腕を上げれるようになっていました。現在は関節の違和感や引っ掛かりを改善するために日を空けつつ継続中です。

 

まとめ

 

今回の患者さんは早い段階から対応させてもらえたので症状が一定のレベルまで落ち着くのが早かったと思います。加えてあしみる接骨院・整体院で扱っている早期修復のために治療機器を続けて使用できたことも大きかったと思います。

普通の低周波電気を当てているだけでは腫れや痛みは時間をかければ引きますが、症状が緩和するまでの時間はかなり違いが出ると感じます。

もしこれを読まれた方で急なけがなどでお困りの際はお気軽にお問い合わせください。